■今さらアステカの本を読む■ グアテマラのスペイン語学校から、借りてきた日本語の本をいくつか読んでいる。そのうち2冊は、コルテスのアステカ王国侵略に関するものだ。かつてのメキシコがどういう風にスペインと出会い、支配されていったのか。かの地を旅していたときはほとんど知識がなかったのだが、今詳しいことを知ってみると、それがとても興味深い。たとえば先住民の独特な発達を遂げた文化、奇妙に一致する伝説によりコルテスを白い神と信じたアステカ人。スペイン人たちの新世界を見つけたいという情熱と、一旗あげたいという欲望、その冒険談、そして2つの異なる文化が出会ったことによる、取り返しのつかない悲劇・・・。 あまりに面白かったので、力及ばずながら簡単な記事を書いてみることにした。■突然だけど、アステカクイズ■・・・といっても、実際にメキシコに行く予定があるとか、特別に興味がある人はともかく、普段アステカ王