「大食い選手権」「魚通」など、その道の達人やマニアたちが真剣勝負を繰り広げ、技術や知識を競い合う番組、『TVチャンピオン』の「文房具通選手権」において1999年、2001年、2005年と3連続優勝を果たし、2008年にはじまった「第1回文具知識能力検定」でも、全国1位に輝いた文具王・高畑正幸さん。現在は雑誌やWEBなど多岐にわたるメディアやイベントにて活躍中で、高畑さんの目利きを信頼している文具好きも多いと言われています。 そんな高畑さん、実は、一時期には「年間300冊の本を読んでいた」という読書家でもあります。 今回は高畑さんに聞いた、「文具ではなく"本の話"」。文具の話をすると熱く止まらなくなる高畑さんは、本についても同様でした。 本好きになったのは大学時代 本を読むことが好きになったのは、大学に入ってからです。中・高時代、しゃべることは好きでしたが、本は面倒くさいと思って読んでいなか