JR西日本が沿線の漁協や企業と共同で養殖しているサバ、カキ、ヒラメなどの水産物が、じわり人気を集めている。陸上養殖で水質を厳格に管理するため寄生虫がつきにくく、生で食べられることが特徴だ。 JR西日本が沿線の漁協や企業と共同で養殖しているサバ、カキ、ヒラメなどの水産物が、じわり人気を集めている。陸上養殖で水質を厳格に管理するため寄生虫がつきにくく、生で食べられることが特徴だ。「お嬢サバ」「とれ海老やん」などだじゃれのようなユニークな名称も話題を呼び、外食店などの取引先が100件を突破。海外からも引き合いがあるという。同社は沿線の水産業活性化につなげたいと意気込んでいる。 (黒川信雄) とれえびやん…ダジャレで攻める JR西は平成27(2015)年に鳥取県と共同でマサバの試験養殖・販売を始め、平成29年からお嬢サバの養殖を本格的に開始した。名称は手塩をかけた“箱入り娘”のイメージで決めたとい