ことし1月、ある知らせが、瀬戸内海を駆け巡りました。アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが発表した「ことし行くべき52か所の旅行先」の中に、日本から唯一、「芸術と自然が調和する場所」として「瀬戸内の島々」が7位に選ばれたのです。観光客が急増している瀬戸内海の島々ですが、今、その観光に欠かせない海上交通が課題に直面しています。(高松放送局記者 佐藤和枝) 瀬戸内海の島々の観光客が急増している背景には、ニューヨーク・タイムズが行くべき旅行先に選んだ理由の1つにも挙げた「瀬戸内国際芸術祭」があります。瀬戸内海の12の島々と高松市の高松港、岡山県の宇野港が舞台の現代アートの祭典で、2010年から3年に1度開かれ、4回目を迎えたことしも春・夏・秋の3つの会期で107日間にわたり開かれます。 瀬戸内海の島々の美しい風景と、数々の現代アートの作品を目当てに、回を重ねるごとに外国人観光客が増加。去年1年
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