ファーストリテ、3―5月期は増収増益 価格政策見直しが奏功・継続 Reuters 2016/07/14 [東京 14日 ロイター] - ファーストリテイリング<9983.T>は14日、2016年3―5月期(IFRS)が増収増益になったと発表した。営業利益は計画を上回っている。国内ユニクロ事業において実施した価格政策の見直しが奏功しており、今後も継続する方針を示した。 <国内ユニクロ、利益は計画比上振れ> 3―5月期の連結営業収益は前年同期比6.2%増の4229億円、営業利益は同18.6%増の464億円だった。このうち、会社計画より上振れて推移したのは国内ユニクロ事業。 国内ユニクロでは、14、15年と2年連続で実施した値上げにより客離れを招いたこともあり、今春から、価格政策の見直しを開始した。シンプルなプライスとし、週末の値下げは抑制。毎日買いやすい価格で販売することとし、値引率が改善した