タブレットに魂を入れる西端さんの授業 畿央大学でのSurface導入の背景には、当然ながら教育現場のデジタル化が挙げられる。PCやタブレットの導入が加速している小中学校の教員を育成する畿央大学の教育学部では、デジタルが当たり前のこれからの時代に適応できる先生を育てる必要がある。単に教育のプロというだけではなく、ネットやデジタルに明るい先生を育成することが、結果的に卒業後の学生の価値を高めることになるという。 もちろん、Surfaceは単なるツールに過ぎず、ここに魂を入れるのは西端さんら教職員の腕の見せ所だ。「電子黒板やタブレットを使って教える前に、黒板で教えることももちろんやっています。加えて、情報モラルですね。大学生はもちろん、小学生に情報モラルを教えるにはどうすべきか。今日の午後は、ポケモンGOをいっしょにやりながら、小学生がARを使う5年後になにを指導すべきか、自ら気づいてもらう授業
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