バンクーバーでオリンピックが華々しく始まったが、その陰で苦汁を味わう羽目になりそうなのがタクシードライバー達だ。 当初は、オリンピック関係者や観客を当て込んで、通常の2倍にあたるタクシーが増車されたのだが、バンクーバーには特別仕様のバスを始め、フェリー、地下鉄と交通手段が充実しているため、タクシーの増車が意味のないものだからだ。 開幕前の通常の状況では、タクシーの営業は日本と似たもので、その大方が暇であり、1時間あたりで約700円にしかならないというが、オリンピックが開幕しても 増車してしまえば 期待をするような営収は得られないだろうというのが、大方の予想なようだ。 ”今、世界中で最もやってはいけない仕事はバンクーバーのタクシードライバーだ”とは地元在住カムキャバス氏のツイットだが、延々と待ち続け、やっと乗せても大した売り上げにならないのでは、それも頷ける。 バンクーバーのタクシードライバ