ドイツ首都ベルリンで連邦議会(下院)に出席したアンゲラ・メルケル首相(2017年1月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/dpa/Kay Nietfeld 【1月24日 AFP】今秋に総選挙が予定されているドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相が、ロシアによる大規模な虚偽報道の標的になる恐れがあることが、欧州連合(EU)の作業部会の調査で明らかになった。関係筋が23日、明らかにした。 匿名を希望したこの関係筋がメディアに語ったところによると、ポピュリスト政党が支持を拡大している中で選挙を迎えるフランスとオランダも標的になる可能性があるという。米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が番狂わせで勝利したことを追い風に、反EUを掲げるポピュリスト政党は勢いを増している。 ロシアによる虚偽情報の拡散に対処するためEUが2015年に設置した作業部会「イース