以下のエントリーを読んでちょっと考えました。 【本】反貧困: 人生を書き換える者すらいた。 世の中全体で、技術と資本の蓄積が十分に進み、生産性が極限まで高まると何が起きるのか?現代はその過程の中でどのくらいの位置にいるのか? という問題だ。 生産性が高まったので、単純労働しかできない低スキルの労働者は少ししか必要とされなくなる。スキルと職をめぐる競争が激化し、敗れた者は飢えて死ぬ。(いまのアメリカと日本はこの路線の途中に見える) 実はそうではなく、生産性が高まったので、世の中の全員が労働しなくてもみんな食って行ける。ベーシックインカムのような制度がうまく機能して、労働はやりたい人だけがやるような世の中になる。ニートはごく普通の社会的状態になる。(共産主義の理想形に近い。もしこうなったら、「働いたら負け」という言葉はものすごく時代を先取りしていたことになる) そのどちらでもなく、現在はまだ「