市場の朝市へ出かけた。 一年に一度だけ一般開放される市場の朝市は、足を踏み入れるだけでなんだかワクワクする。 風船を配っているのを見た娘が「ほしい」と言ったので列にならんだ。ピンクの風船を選んだ娘は、「少し待たせちゃったから」と白とピンクの2つの風船をもらった。ピンクと白の風船が絡み合いながらゆらゆらと娘の頭上で揺れていた。 空にはすでに誰かの手から離れてしまったであろう青い風船が高く高くのぼっていった。 私は果物をたくさん買った。スーパーで果物が欲しいなと眺めても、値段が高く手を引っ込めてしまうことがあるのだが、今日は躊躇することなく買うことが出来た。 その後、車を走らせていつもは行かない大きな公園へ行った。 到着寸前で道を間違えたため、すぐそばにあった道の駅へ寄り道をした。 わたあめが50円で売っており、息子がおじさんの指導を受け、割り箸をくるくると回して大きなわたあめを作った。うっす