ゲーム史に残る名作「ファイナルファンタジー(FF)7」のCGやシステムを一新した「FF7リメイク」(PS4)が、スクウェア・エニックスから世界同時に発売されました。出荷数は3日間で350万本と好調なスタートを切りました。発売前は、名作の大幅なリメークに加え、今回1回では完結しない分作方式、1万円近い強気の価格設定などに批判も少なくありませんでした。23年たっても陰らない人気の理由を探ります。 ◇リメークゲームとしては驚異的売り上げ FF7の舞台は、生命エネルギーを資源に発展した超近代都市です。青年クラウドは、巨大企業「神羅カンパニー」に抵抗する組織の傭兵となり、自身がかつて所属していた神羅の施設へ潜入する……というストーリーです。 リメーク版の出荷数350万本のうち、ダウンロード版の比率について、スクウェア・エニックスは「4~5割」と明かしており、ダウンロード版の比率が高いのが特徴です。2