わけもなく、身体も心も疲弊する。現代に生きる多くの人々がそんな経験をしていることだろう。うまく休めない、仕事とプライベートのオンオフがない、環境にストレスを感じるなどなど、きっと理由はそれぞれのはず。 今回ミュージシャンで、日頃からフリーランスの働き方に苦慮しているという入江陽に、大分県別府の鉄輪エリアを巡ってもらった。鉄輪は、別府でも最も温泉が湧き出る地域で、もともと長期間滞在して温泉療養を行う「湯治」の文化が色濃く残る場所。この地域で、仕事の合間に温泉でリフレッシュする「湯ワーキング」という新しい働き方に出会った入江は、自身の働き方や休み方、そして生き方をどう捉え直したのだろうか。 大きな悩みのひとつに、休みの取り方がわからないというのがあります。 ―今回、入江さんには別府の鉄輪エリアに行っていただきました。そもそも入江さんは地方出身ではないんですよね? 入江:そうですね。実家は新大久
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