雑記 | 01:28 | 経済協力開発機構(OECD)は今月24日に、加盟各国の生活の豊かさを示す「より良い暮らし指標」を発表した。1位に輝いたのはオーストラリア。日本は、OECD加盟34か国中、19位という結果だった。 近年、GDPで示されるような金銭的・物質的豊かさだけでなく、精神的な豊かさや暮らしの質を大切にすべきだという考え方が広まっている。有名なのはブータンの「国民総幸福量」。日本でも鳩山由紀夫前首相が昨年、国民の「幸福度」を調べる方針を打ち出したが、この指標も同じような考え方がベースになっている。 OECDのサイトによると、この指標は、暮らしの11の分野(住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、ガバナンス、医療、生活の満足度、安全、ワークライフバランス)について34カ国間の比較を可能にするものであり、グリア事務総長はこの指標について、次のように述べている。「この指標はOECDの創