池田信夫氏の「暇つぶしという重要な問題 – 『暇と退屈の倫理学』」という書評を読んで、これを既存の産業で考えてみるとどうなるだろう?とひと月ほど考えていた。つまり、「暇つぶし×○○産業」で何が考えられるか?ということだ。そこで、今回は「暇つぶし×自動車産業」について考えてみた。 いきなり自動車産業を考えるのではなく、既存の「暇つぶし産業/商品」を少し眺めてみる。取り上げるのは「iPhone」だ。iPhoneがなんで暇つぶしなんだと言われるかもしれない。あんなに便利で役に立つツールはない!と。しかし、ビジネスシーンでどれほど使われているだろうか?iPhoneはシンプルな商品故に外部デバイスとの組み合わせ、Appsの導入でどんなツールにも変わる。しかし、アプリランキングを見ても上位にビジネス向けのアプリがくる事はない。 上位にビジネスアプリが来ないという事実はiPhoneが如何に暇つぶしに使わ
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