2010年9月3日、key-valueストア「Redis」のバージョン2.0系となる2.0.0がリリースされました。Redisは昨今流行りのNoSQLデータベースに分類されるもので、memcachedなどと同様にキーとそれに対する値をメモリ上に保持しますが、値は文字列だけでなくListやSetなどのデータ型もサポートしていたり、終了させてもデータが消えないよう、非同期でディスク書き出しが行えるなど永続性を持っていることが特徴です。今回のバージョンアップにより主に変更された点は以下のとおりです。 複数のコマンドをアトミックに実行できる「MULTI/EXEC」 複数キーから値を取得する「BLPOP/BRPOP」コマンドの追加 非同期メッセージング(PUBLISH/SUBSCRIBE)の導入 1つのキー上に複数のkey/valueを持てるハッシュデータ型の追加 実メモリ以上のデータを扱える仮想メ
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