ネタバレ有に関するbe_wizのブックマーク (2)

  • 「リメンバー・ミー」で描かれたメキシコ文化の正しいところと間違っているところ

    他の国々同様、メキシコにも多くの伝統や重要な祝日が存在する。しかし、その中で我々メキシコ人にとって最も重要で大切なものを一つ選ぶとすれば、それは死者の日だ。その名の通り死者を称える日で、彼らに会いに墓参りに行き、彼らに花を供えたりする。祭壇を作り、(少なくとも私たちの由緒ある伝統の中では)生者の国と死者の国とがつながる時であるこの日を祝う。 世界においてもこうした生者と死者との関係が存在する国はほとんどない。今年1月、メキシコ人映画監督のギレルモ・デル・トロはゴールデングローブ賞を受賞した後のスピーチでこう述べている。「ある意味、私たちは誰よりも生を謳歌しているのです。なぜなら、死について明確に意識しているからです」。我々は死者に敬意を払うが、同時にジョークの種にしたりもする。それは、我々が死を昔馴染みとして受け入れ歓迎しているからだ。 昨年、「リメンバー・ミー」はメキシコで1600万人以

    「リメンバー・ミー」で描かれたメキシコ文化の正しいところと間違っているところ
  • 「リメンバー・ミー」の監督が本作の悪役、エンディング、ダンテの運命を語る

    この記事には「リメンバー・ミー」の重大なネタバレが含まれる。 家族に音楽を禁じられつつ、ミュージシャンになる夢を諦めきれない少年を主人公に描く「リメンバー・ミー」。主人公のミゲルは憧れのミュージシャン、エルネスト・デラクルスのようになりたいと願い、彼のあとを追いかける。 「チャンスを掴め!」という決め台詞からもわかる通り、デラクルスというキャラクターが体現しているのは「何を犠牲にしてでも夢を叶えるべき」という考えだ。そして、デラクルスに心酔しているミゲルは一度は家族に逆らい、生者の国に帰れなくなるかもしれないリスクを冒してでも夢を叶えようとする。ここで描かれているのは、これまでの作品ならば“正しい”と考えられてきたヒーローの姿だ。何を犠牲にしてでも夢を諦めない主人公の姿は一見美しい。しかし、「リメンバー・ミー」は別の見方を我々に示している。 「リメンバー・ミー」デラクルス(左)とミゲル 「

    「リメンバー・ミー」の監督が本作の悪役、エンディング、ダンテの運命を語る
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