グアダラハラは首都メキシコシティに次ぐメキシコ第2の大都市で、スペイン植民地時代の面影が残る観光名所としても名高い街でもあります。グアダラハラが急ピッチで近代化を進めたのは今からおよそ70年前ですが、その工事の中で「どうしても取り壊しができないビルを根こそぎ持ち上げて移動させる」という驚くべき方法がとられていました。 Managed Retreat - Page 2 of 2 - 99% Invisible https://99percentinvisible.org/episode/managed-retreat/2/ グアダラハラの中央近く、商店がひしめきあうドナ・ゲラ通りとファレス通りが交わる一角には、メキシコ最大の通信業者であるテルメックスの古いビルが建っています。 1950年、グアダラハラの市議会は街の近代化の一環として、このビルの前を走るファレス通りを拡張すると決議しました。道