オーストラリアに生息する「コトドリ(Menura novaehollandiae)」はとても美しく、かつ複雑な歌声で知られている。 イギリスの動物学者デイビッド・アッテンボロー卿は、その歌声をあらゆる鳥の中で「もっとも精巧で、もっとも複雑で、もっとも美しい」と評している。 確かにコトドリは最高の歌い手かもしれない。だがそれ以上に、モノマネの才能は、それ上回るほど天才的なものだ。じつはその歌声は、自分のオリジナルではなく周囲から聞こえてくる音を真似したもので脅威の再現力なのである。
(CNN) オーストラリア政府は、淡水で繁殖した外来種のコイを壊滅させるための新たな作戦を打ち出した。コイに感染するヘルペスウイルスの放出も検討しているという。 ジョイス副首相はこのほど行った議会演説で、コイについて「底辺にすみついて泥を吸うムカつく生き物」と形容。コイを駆除するにはヘルペスウイルスを使うしかないと力説した。 同国は正式に、5月1日をコイ(カープ)を壊滅させる「カーパゲドン」の日に制定。1500万オーストラリアドル(約12億円)をかけたコイ壊滅作戦の一環として、2018年にコイヘルペスウイルスを国内の河川などに放出する可能性があると発表した。 オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)では、同国の淡水の生態系を破壊する「最も侵略的な有害生物」にコイを指定している。 コイは1859年にオーストラリアに持ち込まれ、1960年代に養殖用のコイが手違いで放流されて大きな問題に
豪シドニー(Sydney)の民家で、アンドルー・メルローズ(Andrew Melrose)さんが捕獲したグリーンツリースネーク(2013年8月5日撮影)。(c)AFP/SAEED KHAN 【8月29日 AFP】知らぬ間にわが家に住み着き、何年も同居していた「間借り人」が、世界でも最も恐ろしい毒ヘビだった――。そんな悪夢のような話が、オーストラリアでは現実だ。 オーストラリアにはイースタンブラウンスネークをはじめ、かまれれば死に至る猛毒を持つさまざまな毒ヘビたちが生息する。これらの毒ヘビは都会で繁殖し、ゴミ箱をあさりにくるネズミなどの小動物を餌としている。 シドニー(Sydney )でヘビの駆除を請け負っているアンドルー・メルローズ(Andrew Melrose)さんによれば、暖かい屋根裏でとぐろを巻き、ぬくぬくと越冬するヘビも少なくない。人間がうっかり彼らの眠りを妨げなければの話だ。 ■
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