ゆうちょ銀行と三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行のインターネットバンキングのウェブサイト上で、暗証番号など顧客の個人情報を不正に入力させる画面が表示されるケースがあったことが、2012年10月27日に明らかになった。 不正画面は一部の利用者にしか表示されていない。このためこれらの利用者がウイルスに感染した可能性があるという。過去にも、パソコンでネットに接続した際に偽サイトへ誘導して個人情報を盗み取る「フィッシング」は多く見られたが、銀行本来のサイト上に不正情報を表示する方法はこれまでに見られなかった手口だ。