書店の減少など不振が続く出版業界で、一人前年を上回る売上高を記録しているのが、インターネットで書籍や雑誌、CDやDVD、ゲームソフトやチケットなどを販売するネット書店。 通販新聞社の推計によれば、書籍、CD、DVDなどに絞った11年におけるネット書店の売上高は、1位のアマゾンが1920億円で前年比23・1%増、2位の楽天が370億円で12・7%増、3位のTSUTAYAオンラインが190億円で14・4%増と、いずれも2桁の伸びを示している。 米アマゾンが日本でビジネスをスタートして13年。アマゾンジャパンの渡部一文バイスプレジデントは、「地球一多い品ぞろえと顧客を大切にするサイトでありたい」と、創業以来掲げている目標を語る。これに沿って打ち出したサービスが利用者の支持を受け、今日につながったというわけだ。 アマゾンだけではない。アマゾンに対抗する大手ネット書店からも、利用者の利便性を向上させ
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