米カリフォルニア州のシリコンバレーに本社を置くEvernote(エバーノート)は2010年3月3日、米国で人気のクラウドサービス「エバーノート」の日本語への本格対応を発表した。エバーノートは、ユーザーの写真や文書、指定したウェブサイトなどあらゆるデータを「ノート」という形でサーバー上に保存できるサービス。日本でも約15万人のユーザーを抱える。写真に写った文字をテキスト検索するなど情報整理のための豊富な付加機能が特徴だが、こうした機能はこれまで日本語をサポートしていなかった。日本語への対応が進み使い勝手が向上すれば、ユーザーの拡大に拍車がかかりそうだ。 同社CEOのフィル・リービン氏が来日して日本での今後の展開について説明した。リービン氏によれば、日本から利用しているユーザーの数は米国に次いで2番目に多い。今も毎日7000人のペースで急激に増え続けている。「完全には日本語化されていないにもか