ほかの業界から見ると風変わりな動きだろうが、ウェブの大手企業が、自社のデータセンターの公開に乗り出している。Googleも米国時間10月17日、Where the Internet Livesサイトを開設し、オンラインのフォトギャラリーやStreet Viewツアーを通じて同社のデータセンターを披露した。 Googleデータセンターのツアーとは興味深いが、報道陣に好意的な態度を見せるその動機を探ってみるのも面白い。GoogleのほかにFacebookも先ごろ、米CNETのJack Clark記者にデータセンターを公開している。そんな両社にとって重要なのは、以下の観点で顧客との絆を築くことだろう。 データのプライバシー 信頼 クラウドにおける顧客情報の保管 必要なときにデータを提供する能力 そのため、GoogleやFacebookといった企業は、自社のデータセンターに対する取り組みをオープン