14歳の少女とは思えない、堂々たるスピーチを行うのは、トリーシャ・ブラブさん。あるとき彼女は、同年代の女の子がSNSでの中傷に傷つき自殺をしてしまったニュースを知り、強いショックを受けました。 「死ね」「ブス」ネット上で投げつけられる辛辣な言葉。トリーシャさんは、自殺した女の子以外にも、「ネットでのいじめ」に苦しんでいる子どもがいるのかどうか、調べるために立ち上がりました。 数えきれないほどの「ネットいじめ」の現実 そしてトリーシャさんは、数えきれないほど多くの子どもたちがネットでのいじめに苦しみ、命を断っていたことを知ります。 例えば、14歳の誕生日を迎える前に自殺をした女の子。「この世界にお前がいなければいいのに」そんなメッセージが彼女のSNSに書き込まれていました。 命を断つほどに苦しめられるメッセージを受け取るその前に、何かできていたら…。亡くなった子どもたちを救えただろうか。トリ