科学技術の進展でピースサインをして写真を撮るのが危険になった。研究所の教授が警鐘を鳴らし、大きな動揺が広がっている。 これからはピース写真をアップするのは控えたほうがいい。 ▼国立情報学研究所の越前功教授は「写真から指紋データが復元できる」と技術的な解説をする。 ▼このようにズームで撮れば指紋が読み取れるというのは分かる。ではどの程度の距離ならセーフなのか? ▼なんと3メートルの距離でも指紋が判別できた。ぼやけてはいるが、データとしては使える。 ▼こうした何気ないスマホの撮影すらも危険。ピースは危ない。 ▼実際にドイツでは大臣の指紋が盗まれる事件が起きた。 ▼越前教授は技術的には簡単と説明する。揚げ足を取るように申し訳ないが、「ごぜいません」は誤字か。 ▼指紋データが盗まれると、指紋認証で本人確認している端末は被害に遭う恐れが…。銀行口座、スマホロック、入退室管理システムなど。 ▼自分で写