運転免許教習所では年々、売り上げが減っているそうです。「子供が減っているので、しょうがないですね」と肩を落とす経営者。別の知人によれば、税理士や公認会計士をめざす専門学校の売り上げも減少中だとか。こちらも同じく「子供が少ないので」という説明でした。 あちこちで「少子化」が売り上げ減少の理由として使われています。確かにそれは間違いありませんが、私は別に大きな要因があると思っています。それが「親(保護者)の懐具合」です。 運転免許を取るメイン層といえば大学生です。大学生にはアルバイト収入しかなく、教習所に通う金は親に頼ることになりがちです。おねだりされる親は、大学の学費や生活費に加え、「教習所に行きたいんだけど」と無心されることになります。 これについては税理士、会計士、弁護士といった難関資格の勉強についても同じです。これらの勉強を始めるのは大学生の時期が最も多いのです。 だとすれば重要なのが