2011年02月24日03:26 カテゴリエロゲ大学講義資料 formalismの為の一考察/『失われた膜を求めて(仮)』 formalismの自己言及性において、その同時の表現を確立するためのform下のcontentを考察してみよう。 第一に、ADV/NVLにおける文章構造の独自性が形成される形態を仮定する。 ・選択肢による物語の選択性 選択肢が存在することにより、複数の物語を内包する事が可能なのがADV/NVLにおける独自性の一つになる。 プレイヤーは恣意的にテキストを選択し、その選択に沿って読み進めることになる。 ・ループ構造 仮にテキストの構造が[1-2-3]という順序で表象されているとする。 [3]においてループの起点が用意されていれば、テキストの位置は[1]へと戻る事になる。 しかし、そこで表象される[1]は構造上において[1']で無ければならず、なんらかの変化を含むものとな