2010年12月03日00:11 カテゴリTweetまとめ 音表現による作品構成:『夏音』シリーズにおける表現の幅 『夏音-Overture-』『夏音-June Strange Song-』『夏音-Ring-』。 批評空間でも明らかにデータ数が少なく、これだけのポテンシャルを秘めているのに、完全に埋もれてしまっている作品。 Overtureなど、二編はプレストーリーなので、本論はRingについて。 (勿論、プレストーリーも相当上質だ) まず起動する。この段階で一つの感動がある。 メーカーロゴが表示され、作品ロゴが表示される、次にスタートメニューが表示されるのだが、 ゲーム中の喫茶店の背景をベースに水色のスクリーンを掛け、ブロック状のボタンが表示される。 作品ロゴは小さく、左上に添えられるだけだ。 そして、最初の音の演出。 波音がわずかに、それも室内で聞くような、そう、喫茶店の立地条件を考慮