住居侵入(不法侵入)罪とは?基本知識を紹介 住居侵入(不法侵入)罪とは、法定刑は3年以下の懲役、10万円以下の罰金です。 構成要件(犯罪として法律上規定された行為の類型)としては、①正当な理由がないのに、②人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に、③侵入することです。 一方、不退去罪の構成要件は、①正当な理由がないのに、②人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船から、③要求を受けたにもかかわらず、これらの場所から退去しなかったことです。 住居侵入(不法侵入)罪の住居権説と平穏説 住居侵入(不法侵入)罪では住居権説と平穏説の対立があり、判例も大きく変わってきています。 住居権説・管理権説とは そもそも住居侵入等罪は何を保護するのかというのかということです。住居権説は「住居や建物への事実上の支配・管理権、つまり誰を入れるかを決める自由」こそが保護法益とするものです。
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