相手の攻撃に反撃した場合なら正当防衛が成立することもある 正当防衛が認められれば無罪だが、認められない場合もある 暴力、傷害事件で言い分の違いから冤罪事件となることもある 暴力、傷害事件は加害者、被害者ともに興奮しているので、言い分が食い違うことはよくあります。相手の嘘の言い分が認められれば、悪くないのに罰金や懲役となることがあります。そうした冤罪を防ぐためにも正当防衛の成立を主張することや、真実を語ることが重要です。 暴力・傷害事件、冤罪を防ぐための正当防衛 思わぬことで暴力事件に巻き込まれた時に、自らを、あるいは第三者を守るために相手を攻撃したら、暴行罪もしくは傷害罪で逮捕されるということもあり得ます。そうした時に最も大事なことは正当防衛が成立するか否かです。 暴行罪と傷害罪の違い まず、暴力事件で問われる暴行罪と傷害罪について抑えておきましょう。 簡単に説明すると、相手に暴力を振るっ