セクハラには対価型と環境型の2つの種類がある。 すべての事業主は、9項目のセクハラ対策を行うことが義務づけられている。 相談があったら、まずは適切な方法で事実を確認しましょう。 雇用氷河期と言われる現在、企業イメージはより重要なものになっています。職場の環境をインターネットやSNSですぐ知れる現代において、セクハラに対する適切な処置をすることは、企業存続の鍵でもあります。ここでは、セクハラとは何か、セクハラ問題が社内で起こった時に、どのように対処すべきかを見ていきましょう。 会社で起こりうるセクハラとは何か 一般にセクハラと聞くと、女性が被害者として想定されることが多いですが、セクハラは男性に対しても、同性に対しても成立する人権侵害の一つです。簡単に説明は、性的な言動によって不利益が生じることを意味しています。男女雇用機会均等法では「①職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、そ