フィンランドのコンピューターサイエンス学科の学生たちが、巷で話題のエアギターを"演奏”すると実際に音が聞こえてくるようなシステムを開発した。 ヘルシンキ科学大学による「バーチャル・ギター・プロジェクト」では、ギターを持たずにギターを弾いている振り真似をするだけのエアギターから、本物のエレキギターの音が聞こえるようなるという。 「ニューサイエンティスト」誌が伝えるところによれば、エアギターの“演奏者”の手の動きをコンピューターで解析し、エアギターで奏でるリフやソロプレーに合わせて音を出すのだとか。 ヴァーチャル楽器の開発を講義として受けた後に、3人の学生がこのアイデアを思いついて研究を始めたという。「開発しようと最初に思いついた楽器は、エアギターです」 このシステムには、ビデオカメラ、コンピューター、そして大音量のスピーカーセット一式が必要になる。 エアギター・プレイヤーは、派手な色の手袋を