「在日3世」として日本に生まれながら、あるときに日本から韓国に移り住む、韓国で暮らしてみた筆者は、いまは残念な思いしかないという。 たとえば、大統領選の選挙の際には、「海外在留韓国人」というカードを持たされていた筆者は、投票所で「あなたは日本の韓国大使館、領事館で投票を行ってください」と言われて、愕然とした。その後、文在寅新大統領が誕生した際、周囲は喜んでいたが、筆者は「大変なことになる」と予見。それを話すと、周囲とは口論になったという。 戦後最悪と言われる「日韓関係」はなぜ、ここまでこじれてしまっているのか。これを解決する道はないのは――在日3世として韓国に移り住んだ筆者だからこそわかる「解決の道」についてレポートしよう。