特に若いリーダーがチームを率いるときに陥ってしまいがちなのが、成果を焦るあまり自分でタスクを抱えてしまうこと(経験の浅いメンバーが多いチームであればなおのこと、でしょう)。リーダーが自ら率先して事にあたるのは、姿勢としては素晴らしい。しかし、「自分でやったほうが早い病」に陥っているとしたら、改善が必要です。 まず意識すべきは、リーダーは必ずしも「完璧なプレイヤー」である必要はないということ。必要なのはチームで成果を出すための環境づくりであり、そのために不可欠なのが「チームコミュニケーションの活性化」です。 では、伝達ミスや勘違いを避け、より創造的なアイデアを育てる環境をつくるために活用すべきコミュニケーションツールは、何を基準に選ぶべきなのか。60万人以上の利用者を誇る無料グループウェア「サイボウズLive」を手がけるプロダクトマネージャー、丹野瑞紀さんにお聞きしました。 基準その1:全員