イラスト仕事を本業とするイラストレーターはもちろん、普段はマンガを描いている漫画家にも「イラスト」という大切な仕事がある。1枚2枚なら余裕のヨッチャン。だが、あまりにも枚数の多いイラストを「ドカン!」と一気に頼まれたとき、イラスト長距離マラソンのペースをつかめていない漫画家は、ときにペース配分を間違える。 はたして、どんな状況になってしまうのか。「書籍用イラスト80枚の発注、シメキリは1カ月後」を例にして、とある漫画家の仕事っぷりを追ってみることにしよう。 その01:シメキリ1カ月前 → シメキリまでに1年間あるくらいの感覚。チョー余裕。 その02:シメキリ3週間前 → 1日2枚ずつ描いても20日で終わる計算。余裕すぎる。 その03:シメキリ2週間前(1) → 担当編集さんが焦り始めて「どんな感じですか?」メールしてくる。 その04:シメキリ2週間前(2) → 「順調です。大船に乗った気持
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