【ニューヨーク=小川義也】ロイター通信は7日、ソフトバンクが米携帯電話3位スプリント・ネクステルの買収に失敗した場合の代替案として、4位のTモバイルUSの買収を検討していると報じた。ソフトバンクはスプリントが12日に予定する臨時株主総会で買収計画の承認を目指しているが、米衛星放送会社ディッシュ・ネットワークが対抗買収を提案。議決の行方は不透明になっている。
国内携帯電話3位のソフトバンクは同4位のイー・アクセスを買収する方針を固めた。株式交換により完全子会社化を目指す。株式取得額は2000億円弱になるとみられる。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及で通信量が増大するなか、イー・アクセスが持つ周波数帯を活用する。買収後のソフトバンクグループの携帯電話契約数は2位のKDDIに迫り、国内の携帯電話事業者は首位のNTTドコモを含めた大手3社に集約
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