日本相撲協会は24日、春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の新番付を発表した。 幕下の豊乃浪が「天空海(あくあ)」に改名した。「成績に波があったので、浪を取って波をなくしたかった」と決断。10年の入門時に師匠の立浪親方(元小結旭豊)が考えてくれた「阿久亜」の読みをそのままに上昇の願いを込めた「天」と、地元の茨城・大洗町の「空」や「海」をイメージ。「名前ではなく自分の努力が必要」と決意を新たにした。
(15日、大相撲初場所4日目) 幕内の時天空―佐田の富士戦で珍事が続いた。両差しを許した佐田の富士のまわしが緩み、行司の木村晃之助が「まわし待った」をかけて結び目を締めようとした。しかし、うまく結べず、再開直後に2度目の「待った」。通常は組み手を変えないよう両者の姿勢を維持させるが、時天空の手が邪魔で2人は離された。それでも行司が締められず、場内はどよめいた。 たまらず、朝日山審判長(元大関大受)が、次の取組を控えていた嘉風に「手伝え」と指示。行司は「進行役は私」と嘉風を戻したが、結局うまく締められないまま再開され、優位だった時天空が寄り切った。時天空は「集中もくそもない。我慢比べだった」。行司は「まわしが短く結べなかった。関取に手伝って頂くわけにはいかない」。嘉風は「(すぐに戻されて)めっちゃかっこ悪かった」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く