(※うっすらとネタバレが入ります、注意!) 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』、身の回りで大好評です。 しかし、話の作りの丁寧さや映像の面白さなどは認めた上で、「見てもなんだかピンとこなかった」という意見が編集部内でもあがり、ぱっくり意見が割れました。 ふむ? 賛否両論がある映画は色々面白い、という理論で考えます。 ピンとこなかった人側は、「盛り上がる部分がわからない」。そもそも「ネタバレってなんのこと?」と言うところからの話。 あっ、そうなるんだ?! ネタバレしかないと思ったけどな?! 話していて感じたのは、『まどか』のキャラクターのことを考えて見ていた人と、「映画作品」として俯瞰して見ている人で、この映画の評価は180度変わる、ということです。 ●ファンの目線は親目線 ぼくは『まどか』のさやかちゃんが大好きで、物語に泣き、同人誌を作り、買い集め、いうなれば3年間、鎮魂