「ネット通販の発送請け負う会社を立ち上げる」と嘘、知人からスマホなど100万円分をだまし取る 詐欺容疑で52歳男を逮捕 鹿児島中央署
政府は発電しながら消費した以上の核燃料を生み出せるとしてきた高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の実用化に向けた目標を白紙に戻す。これまで掲げてきた開発計画や期限を新たなエネルギー基本計画に入れない。トラブルが続き、燃料となるプルトニウムを増やす「増殖」のめどが立たないためだ。原子力発電所から出るゴミを減らす研究施設に衣替えする案が出ている。核燃料を無限に使い回しできることをうたい文句に、もんじ
今回は団藤保晴さんのブログ『Blog vs. Media 時評』からご寄稿いただきました。 高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告 福井県にある高速増殖原型炉『もんじゅ』(以下、『もんじゅ』)で原子炉内に落下してしまった炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)を引き抜く作業が13日、失敗に終わりました。毎日新聞が「『もんじゅ』:誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」*1 と伝えましたが、技術的常識に従えば本格運転も廃炉措置もできない袋小路に追い込まれたと言えます。“生殺し”死亡宣告がだされたのです。 *1:「『もんじゅ』:誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」 2010年10月14日 毎日新聞(毎日.jp) http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101014ddm041040103000c.html 炉内中継装置は「2本の
日本原子力研究開発機構は6日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、当直の職員が使う事務用パソコン1台がコンピューターウイルスに感染し、報告書やメールの内容などが漏えいした可能性があると発表した。 核物質に関する情報は入っていないという。 機構によると、セキュリティー会社から2日、「不審な通信がある」と通報を受け、調べたところ、1時間半ほどの間に33回にわたって韓国とみられるサイトに情報が送られた形跡があった。職員が、部署で許可していた動画再生ソフトを更新した直後、頻繁な通信が行われたという。 機構は2012年末にも、茨城県の本部で職員のパソコン3台がウイルスに感染し、メールアドレスなどが漏えいする問題があった。
「もんじゅ」をめぐる主な出来事 【室矢英樹】原子力規制委員会は近く、日本原子力研究開発機構に対し、原子炉等規制法に基づき、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の使用停止を命じる方針を固めた。内規に違反し、1万個近い機器の点検を怠っていた問題を重くみた。期限はつけず、安全管理体制を全面的に見直すまで運転再開を認めない。 もんじゅは2010年8月に核燃料交換装置が落下したトラブル以降、再開しないままになっている。使用停止処分は長期化するとみられ、同機構が目指す今年度中の運転再開は不可能となり、核燃料サイクル政策に与える影響は大きい。 もんじゅをめぐっては1997年9月、ナトリウム漏れ事故の虚偽報告で国が1年間の運転停止を命じているが、使用停止命令に踏み込むのは初めて。これにより、運転の前段階となる原子炉起動に必要な核燃料の交換や制御棒の動作、格納容器の密閉性などの確認作業が禁じられ
福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で非常用の発電機の試験運転を行った際、職員が操作の手順を誤ったため、黒煙が出て火災報知機が鳴るトラブルがありました。 30日午後2時半ごろ、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で月に1度行われている非常用のディーゼル発電機の試験運転を行っていたところ、発電機から黒煙が出て火災報知機が鳴りました。 日本原子力研究開発機構によりますと、試験運転の際は発電機にたまったガスを排出するために弁を開け、運転前に再び閉める必要がありますが、作業に当たった職員が12個ある弁のうち6個を閉め忘れたまま起動させたため黒煙が出たということです。 このトラブルで、もんじゅの設備に影響はないということですが、3台ある非常用の発電機のうち、点検中の1台を含む2台が同時に使用できなくなり、日本原子力研究開発機構は保安規定の「運転上の制限を逸脱した」として、国の原子力規制委員会に報告しま
日本原子力研究開発機構は24日午前4時55分、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器から、約10カ月間落下したままになっていた重量3.3トンの装置の引き抜き作業を終えた。 引き抜き作業は当初、23日午後2時ごろから始まる予定だったが、準備作業がはかどらず、実際に始まったのは7時間近く遅れた午後8時50分だった。 落下していた「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)は衝撃で変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある大型クレーンでつり上げた。装置等は約8時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた専用の容器「簡易キャスク」(直径1.4メートル、最大長16メートル)に直接、収納された。
高速増殖原型炉「もんじゅ」の今後の研究計画を策定する文部科学省の作業部会が8日開かれ、もんじゅを運用する日本原子力研究開発機構は、2013年度中にもんじゅの運転を再開して性能試験に入れるとの見通しを示した。 原子力機構によると、設備点検を来年夏前に終了。再開に向けて機能を確認し、さらに約4カ月間かけて準備を進め、来年度中に運転再開できる見通し。40%出力試験から徐々に出力を上げる性能試験を2〜3年かけて行い、その後本格運転に入るという。 ただし、もんじゅの敷地内には断層があり、原子力規制委員会による調査や耐震評価などが予定されている。原子力機構は「規制委員会の対応などの状況により時期の変更はある」と説明している。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事〈マイタウ
政府の革新的エネルギー・環境戦略で、高速増殖炉の実用化を断念し、「もんじゅ」(福井県敦賀市)の役割を「廃棄物の減容、有害度の低減などを目指した研究を行う」に切り替えることが決定された。 文部科学省は「原子炉の設計変更などは生じないが、新たな燃料製造研究は必要」(同省幹部)としており、新たな研究計画に伴う追加負担が焦点となりそうだ。 通常の原発(軽水炉)では、核分裂で発生する中性子が水で減速されるが、もんじゅでは減速されない。新たな研究では、この「高速炉」の特性を生かし、使用済み核燃料に含まれる長寿命で毒性の高い放射性物質などに、高速の中性子を照射。高レベル放射性廃棄物の量を減らす技術の開発を目指す。
もんじゅは、今、いったいどうなっているのかというお問い合わせをたくさんいただきました。 団藤保晴さんの「高速炉『もんじゅ』に出た生殺し死亡宣告」というタイトルの記事( http://getnews.jp/archives/82554 )を参照された方も多いかもしれません。 このブログは、昨年の10月26日の記事で、当時は、ひょっとするとこういう状況になりかねないということだったかもしれませんが、その後、状況に変化がありました。 平成7年末にナトリウム漏洩の大事故を起こしたもんじゅは、その後15年弱停止していました。平成22年5月6日に試運転を再開しましたが、8月26日に炉内中継装置という直径46cmのパイプ状の装置を原子炉内部に落とすという事故を起こしました。 炉内中継装置をつかむ機能を果たすロッドとパワーシリンダのつなぎ目のねじが緩んだことが原因でした。このパワーシリンダは、平成15年に
いつもはこのブログでは、技術系の話しかしていないのですが、今回はちょっと変わって、今話題になっている原子力発電所の話を書きたいと思ってます。自分で調べてみると「高速増殖炉もんじゅって危ないな」ってことに気づきました。福島原発も難しいことになっていますが、もんじゅも現在も危険な状態になっています。それについてまとめてみました。 非常に長文になりましたので、時間があるときに読んでいただけるとありがたいです。特に福井県の方には自分たちの県のことなので読んでもらえたらと思います。 前置き まずこの内容について書きたくなった理由です。僕は福井県勝山市の出身で、福井県には多数の原子力発電所があります。これまでは原子力発電所については全く知識がなかったのですが、今回の福島原発での事故をきっかけに、やはり原発はある程度の危険性があるということに改めて気づき、原子力発電所について調べてみることにしました。そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く