前の席に座った女性の匂いをずっと嗅いでいた。 ひそかに深呼吸して感嘆し、また深呼吸してのくり返し。 オンナの官能的な香りが俺の体中に広がり、うっとりとして、もうおかしくなりそうだった。 女ってずるい。 あんな匂いを嗅がせられたら、たとえどんな顔をしてたって飛びつきたくなっちゃうよ。 さいわいにも理性は働いていたから不埒な行動には及ばなかったけれど、正直危なかった。 後ろから抱きついてくんかくんかしそうになった。 ああ、思い出すだけでも気を失いそうだ。
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