日本コロムビアは1月6日、正社員60人程度の希望退職を募集すると発表した。昨年にも本人との協議で26人を退職させているが、「事業環境は以前として厳しい状況」とし、「組織改革を一層加速する」ため希望退職も募る。1月13日~2月28日まで募集し、6月30日までに退職させる。 契約社員や業務委託も、人員換算で38人程度を4月末までに契約終了する予定。昨年の26人の退職、今回の60人の希望退職と合わせて120人程度の削減となる。昨年の施策と今回の希望退職を合わせ、特別退職金など最大5億1000万円程度の費用が発生する見通し。 同社の15年3月期の連結業績予想(昨年10月公表分)は、売上高が前期比17%減の115億円、営業損失が6億8000万円(前期は2億8300万円の利益)、純損失が10億3000万円(同2億8300万円の利益)。 関連記事 老舗レコード会社が「日本vsコロンビア株式会社」に“社名