2011年は「働き方」について考えを変える大きな転機となる年だったのではないだろうか。次々に生まれたスタートアップ企業は、レンタルオフィスやインキュベーション施設に入居し、開発を進めた。また3月の東日本大震災以降は、テレワークなどを使いいかに事業を継続していくかを課題とする企業も増えた。 こういった国内事情とは別に、欧米で起こった「コワーキング」という新しい働き方が日本でも知られるようになってきた。 コワーキングとは、人々が業種を問わずに交流して、新しいアイデアやノウハウを共有したり、協働したりするという働き方のことだ。そしてそんな働き方の人たちのためのオフィススペースである「コワーキングスペース」も秋頃から急増している。 1つのオフィスに複数企業が入居する、と聞くとまず思い浮かべるのはシェアオフィスだと思うが、コワーキングスペースは一般的なシェアオフィスとどう違うのだろうか? 最も大きい
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