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サイエンスと ITmedia ニュースに関するbeth321のブックマーク (8)

  • 準惑星ケレス“不思議な明るい点”は謎のまま NASA

    可視光と赤外線(右端)で撮影したケレス。上は「1」と呼んでいるエリア、下は「5」と呼んでいるエリア。1エリアの明るい点は周囲より温度が低いが、5エリアの明るい点は周囲と温度が変わらないようだ NASA/JPL-Caltech/UCLA/ASI/INAF ケレスは火星と木星の間にある小惑星帯(アステロイドベルト)で最大の天体(直径952キロ)。ドーンは3月6日、ケレスを周回する軌道に入り、1年半にわたって観測する計画だ。 科学者の関心を引いたのは、ケレスの表面に写った明るい点だ。初期の観測データから調べたところ、ある明るい点は周囲より温度が低かった一方、周りと温度が変わらなかった明るい点もあった。原因が1つではない可能性を示しているが、詳しいことは分かっていない。 「明るい点は科学者チームを引きつけ続けている。だが原因を特定するには、ドーンがケレスにより近づくまで待たなければならない」と科学

    準惑星ケレス“不思議な明るい点”は謎のまま NASA
  • 日本のミジンコ、実はアメリカ外来種だった たった4個体から全国に どこから? 東北大発表

    のミジンコはアメリカから来た外来種で、たった4個体からの直系子孫だった──東北大学大学院の研究チームは、日に生息するミジンコのDNAを調べた結果、意外な結果が分かったと発表した。うち2個体は黒船来航以前に侵入したと見られ、どんなルートで日にやってきたのかなど、小さな生き物が大きな謎を投げかけている。 ミジンコは大きさ数ミリの甲殻類。雌だけで繁殖する「単為生殖」を行うが、環境が悪化すると雄を生み、有性生殖を行って、乾燥にも耐える「休眠卵」を産む。 東北大学大学院生命科学研究科・占部城太郎教授の研究チームは、国内300カ所以上のため池や湖で調査し、採集したミジンコのミトコンドリアDNAと細胞核DNAを解析した。 その結果、母親から子へほぼそのまま受け継ぐミトコンドリアDNAには4つのタイプが見つかり、それぞれ北米のミジンコとよく似ていた。また細胞核DNAからは、日には生息していない北

    日本のミジンコ、実はアメリカ外来種だった たった4個体から全国に どこから? 東北大発表
  • 立って歩く巨大なワニの祖先──まだまだ見つかる太古の不思議な生き物たち

    古い地層から見つかる化石は、すでに滅んだ不思議な生き物たちが確かにそこに存在していた証拠だ。最近の発見をいくつか紹介しよう。 「カロライナの肉屋」(Carolina Butcher)という学名が付けられたのは、恐竜が地上を支配する前の三畳紀・2億3100万年前の地層から見つかったは虫類。ワニ(クロコダイル)の祖先に当たると見られるが、体長は3メートルほどで、後ろ足で立って歩くことができたとみられる。当時の生態系の頂点に立つ捕者だったようだ。 アノマロカリスなど、「カンブリア爆発」として知られる奇妙な生物の化石が多数見つかっているカナダ・バージェス頁岩の南から40キロの場所で、新たなカンブリア紀の生物が見つかった。 5億800万年前のこの生物はエビなどと同じ節足動物で、「ヤウニク」(Yawunik kootenayi)と名付けられている。他の動物をべる捕者だったようだ。

    立って歩く巨大なワニの祖先──まだまだ見つかる太古の不思議な生き物たち
  • マウスを全身丸ごと透明化 理研・東大チームが成功

    理化学研究所と東京大学の研究チームは11月7日、マウスの全身を丸ごと透明化し、全身の遺伝子の働きや細胞ネットワークの構造を3次元データとして取得する技術を開発したと発表した。個体レベルで生命現象を解明する「個体レベルのシステム生物学」の実現に近づくとして、生物学・医学で大きな貢献が期待できるとしている。成果は米科学誌「Cell」に掲載される。 脳の透明化には既に成功しており、この際に使用した透明化試薬が血液を効率的に脱色することを発見。マウスをパラホルムアルデヒド水溶液で灌流(かんりゅう)固定(組織を生きている時と近い状態に保つために固定する手法)した上で、透明化試薬に浸した。臓器は10日間浸すことで透明化でき、個体の場合は皮膚を剥離して2週間浸すことで全身丸ごと透明化が可能だという。 透明化により、「シート照明型蛍光顕微鏡」による3次元画像の取得が可能になった。同顕微鏡は、レーザー光を照

    マウスを全身丸ごと透明化 理研・東大チームが成功
  • 人の静脈、実は灰色だった 青く見えるのは錯視 

    腕などで透けて見える人間の静脈は実は灰色で、青色に見えるのは錯視──立命館大の北岡明佳教授(知覚心理学)がこんな事実を明らかにした。「『青筋をたてて怒る』は、正確には『灰筋を立てて怒る』になりますね」とのこと。 色彩の心理学では、周囲の色との対比によって異なる色に錯覚して見える現象(「色相対比」など)が知られている。北岡教授は、灰色と肌色が混在した絵をネットで見ている際、灰色が青色に見えることに気付き、「人間の静脈も同じ原理で青色に見えているのでは」と検証を試みた。 腕と脚を写真に撮り、画像処理ソフトで検証したところ、静脈の部分はRGBの数値上は黄色がかった灰色の値を示した。人間の静脈は、周囲の肌の色と静脈の部分の灰色の色の対比により、「目の錯覚や脳での信号の処理が複合的に生じ、青色と認識してしまう」のだという。 画像にモノクロ処理を加えると、灰色の静脈だけをくっきりと浮かびあがらせること

    人の静脈、実は灰色だった 青く見えるのは錯視 
  • 「STAP細胞作製、200回以上成功」「実験ノートは2冊ではない」「研究続けたい」 会見で小保方氏が語ったこと

    「STAP細胞作製、200回以上成功」「実験ノートは2冊ではない」「研究続けたい」 会見で小保方氏が語ったこと(1/2 ページ) 「STAP細胞の作成には200回以上成功した」「実験ノートは2冊ではない」――「STAP細胞」問題で会見した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは、集まった数百人の記者を前に、時折言葉に詰まりながらも、ゆっくり、丁寧に質問に応対した。 理研の調査委員会は4月1日、Natureに掲載した論文に研究不正があったと認定した最終報告書を発表。小保方氏はこれを不服として8日、不服申し立てを行い、受理された。 小保方氏は代理人弁護士2人とともに会見に出席。「不勉強なまま自己流でやってしまって当に反省している」と謝罪を繰り返しながらも、「STAP細胞はあります」と断言。「研究者としての今後があるなら、STAP細胞の研究を続けたい」と、研究継続への意欲を見せた。 「不

    「STAP細胞作製、200回以上成功」「実験ノートは2冊ではない」「研究続けたい」 会見で小保方氏が語ったこと
  • 「STAP現象は有望な仮説」だが――論文指導した笹井氏、不備を見抜けなかった理由は

    「STAP現象は有望な仮説」だが――論文指導した笹井氏、不備を見抜けなかった理由は(1/2 ページ) 「STAP現象は有望だが、仮説に戻して検証し直す必要がある」――理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが英科学誌「Nature」に発表した「STAP細胞」論文が不正と認められた問題で、論文共著者の笹井芳樹 理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長が4月16日午後に都内で記者会見した。 笹井氏は「わたしが参加した研究論文で多くの混乱や疑惑を招き、心からお詫びします」と謝罪した上で、自らの立場や論文不備を見抜けなかった理由、STAP現象についての見解などについて語った。 Nature論文での笹井氏の役割は、「作成の最終段階である文章の書き上げの協力」だったという。「複数の共著者が複雑に入る特殊な論文で、チェック機能を働かせられなかった」ため不備を見抜けなかったとした。論

    「STAP現象は有望な仮説」だが――論文指導した笹井氏、不備を見抜けなかった理由は
  • 輪のある小惑星、初めて見つかる

    輪を持つ小惑星が初めて見つかり、ブラジル国立天文台やヨーロッパ南天天文台(ESO)などが英科学誌「Nature」に発表した。輪を持つ天体としては最も小さく、ESOは「驚くべき発見」としている。 小惑星は土星と天王星の間にある「センタウルス天体」の1つ「カリクロ」(Chariklo、ギリシア神話に登場するケンタウルス・ケイローンのの名前)。直径約250キロの小惑星の周囲に、幅7キロと3キロの二重の輪があるという。 カリクロによる星を昨年6月に南米の7カ所の天文台で観測したところ、星の直前と直後にもわずかな時間ながらが起こっていることが分かった。観測結果から、カリクロから9キロ離れたところに輪があるという結論に至ったという。

    輪のある小惑星、初めて見つかる
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