米ラスベガス(Las Vegas)のカジノで展示されたガブーンバイパー(2010年1月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Ethan Miller 【5月21日 AFP】アフリカに生息する毒ヘビの表皮の模様の黒い部分にある光吸収率の高い「ナノ構造」を特定したという論文が16日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。究極の光吸収物質を作成するための新たな着想が得られる可能性もあるという。 ウエストアフリカンガブーンバイパー(West African Gaboon Viper)というこのヘビは、アフリカ最大の毒ヘビの1種で擬態の名手でもあり、表皮に幾何学模様がある。この模様の黒い斑点はビロードのような深みのある黒色で、光をほとんど反射しない。 この黒色部分は、光の反
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