遠目に見たらヘビのよう。だが近づいてみると・・・ このウネウネした塊は、無数のクロバネキノコバエの幼虫が編隊を成して移動しているところをとらえたものだ。キノコバエの幼虫たちは群れで移動することで、捕食者から身を守っているのだそうだが、こんな場面を目撃してしまった人間に対するダメージは考えていなかったようだ。大打撃である。 Fungus gnat larvae snake crossing the sidewalk この動画は、アメリカ国内で歩道の上を移動する姿をとらえたものだ。 この画像を大きなサイズで見る キノコバエの幼虫は、天敵である鳥などから身を守る為、ヘビを偽装し群れを成して移動する。 リーズ大学の生物学者ソフィ・エヴィソン博士によれば、これは1971年にウィリアム・ドナルド・ハミルトンが提唱した「利己的な群れ理論」の実例なのだという。 この画像を大きなサイズで見る 外側は弱い個体