インド・シリグリ(Siliguri)で、女性に対する犯罪と暴力への抗議デモに参加し、プラカードを掲げる活動家ら(2013年7月26日撮影)。(c)AFP/Diptendu DUTTA 【9月11日 AFP】国連(UN)は10日、アジア太平洋地域の6か国で実施した調査で、対象となった男性の4人に1人近くがレイプの経験があることを認めたとの結果をまとめた報告書を発表した。被害者は男性自身のパートナーであることが多かったという。 国連はバングラデシュ、中国、カンボジア、インドネシア、スリランカ、パプアニューギニアの6か国で18~49歳の男性1万人以上を対象に匿名の聞き取り調査を行った。この規模の調査が実施されたのはアジア太平洋地域では初めてで、女性に対する暴力がまん延していることが明らかになった。 一方で、レイプの発生率は地域によって大きく異なるため、今回の調査地区がその国の全体を表してはいない