頭から氷水を浴びる動画をSNSで公開し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)の波が日本でも急速に広がっている。孫正義ソフトバンク社長などIT業界の著名人や京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授などが挑戦して動画を公開。チャリティーの輪が拡大している。 Ice Bucket Challengeは、米マサチューセッツ州在住のALS患者、ピート・フレイツ氏が始めた、ソーシャルメディアを使ったチャリティーキャンペーン。指名を受けた人は、バケツの氷水を頭からかぶる動画を24時間以内にFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、次の人を指名するか、ALS Association(ALS協会)に100ドル寄付する、またはその両方を行う――というルールだ。 米国のIT業界では、Face