6日の入学式で、新入生たちは1人ずつ名前が呼ばれると、元気に立ち上がって返事をしていました。 明治12年に開校した和倉小学校で新入生が女の子だけだったのは、記録が残っている昭和16年以降では、初めてだということです。また、新入生の数は昭和60年の60人が最も多く、その後は年々減少傾向にあり、ことしの14人は過去最低でした。 入学式のあと1年生の教室では、担任の高木節子教諭が「先生を含めて全員が女子なので、女子トークを楽しみながら学校生活を頑張りましょう」と話し、学校生活の注意点を伝えていました。 新入生の女の子は「1年生には男の子もいると思っていたので驚きました。女の子どうしみんなで仲よく頑張りたい」と話していました。 また、高田浩校長は「上級生と一緒に給食や掃除を行うことで男の子とも触れ合える場を作っていきたい」と話していました。