アフガニスタン・ロガル(Logar)州のバラキ・バラク(Baraki Barak)地区周辺を巡回する北大西洋条約機構(NATO)軍が主導する国際治安支援部隊(ISAF)の兵士(2012年10月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Munir uz ZAMAN 【8月15日 AFP】米軍の全部門の現役・退役兵15万人を対象にした研究で、近年、米軍内で起こっている自殺者数の増加は、戦闘経験や戦場への派兵のせいではなく、兵士の間で以前からある精神衛生上の問題が指摘されるとする結果が「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」に発表された。 2001年から08年の間に自殺した83人の質問票データを分析した結果、自殺の増加に関わる危険因子として、男性であること、うつ病または双極性障害(そううつ病)があること、深酒または大量飲酒