昨日はいつもより早く起きて、いつもより念入りに身支度をして、いつもより少し早く家を出た。 気分も良かったので、朝ごはんでも食べて出勤しようかなーと思ってたら、猫が轢かれていた。 ご機嫌で家を出て一分で沈む。つらい。 いつもなら素通りするけど、なんとなく素通りができなくてコンビニへ。 飲み物を買って、一番大きな袋に入れてもらって猫の元へ戻る。 大きくて綺麗な猫だった、首輪は無かったけれど痩せてなかったから飼い猫かもしれない。 死んだ猫は猫の形をした肉じゃなく、やっぱり猫だった。 目を閉じてやりたかったけど、上手くできなかった。 口から血を流していたけど体は綺麗だったので、袋を裏返してできるだけ直接触れないようにして袋に入れる。 体の裏側には血がべったりと付いていて、当たり前だけどやはり猫は死んでいた。 なんとか苦しくないような体勢で袋に入れて、とりあえず道の隅に置く。 このまま公園にでも埋め