今回のことば 「Qは、発売前から、リコーを救う製品だと思っていた。それは、PとRの間だから」 (リコー・三浦善司社長) 製品ごとの事業体制から、顧客ごとの事業体制に リコーの三浦善司社長は、2014年度からスタートする18次中期経営計画の基本的な考え方を示した。 正式な発表は2014年5月の予定で、半年も前倒しにしてその考え方を示すのは異例のものだといっていいだろう。今年4月に社長に就任した三浦氏が、2013年度を最終年度とする17次中計の達成、そして自らが社長として初めて策定することになる18次中計に対する強い思いが伝わってくるといえる。 三浦社長は、「18次中計は、リコーグループの長期的発展を確実にするための3年間。18次中計の早い時期にROEの最高値を更新し、年間1000億円規模のフリーキュッシュフローを持続的に創出できる体質を確立する」と宣言した。 あわせて、これまでは製品ごとの事
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